派遣社員と直接雇用の大きな違い

私は以前、派遣会社の紹介である企業に派遣社員として、派遣されて働いていました。1年半くらい経った頃、派遣期間が終了したので、それと同時に退職することにしました。

違う条件ですが、直接雇用で派遣先に戻れるかもしれない、と言う話がありました。 しかし、派遣で勤務していた人たち全てが残れるわけではなく、面接で選考されると言うものでした。会社側としても法律上、これ以上継続して派遣社員を雇えなかったので、仕方のない選択だったのだと思います。 私はその時、派遣社員の中では古株だったので、新人に直接雇用の道を譲って、自分は別の選択を考えていました。しかし、私は今までこの仕事以外、長期での派遣の仕事はしたことがなく、派遣と一般雇用の雇用保険のしくみの違いにまだ気づいていませんでした。

私は期間満了でそこでの派遣の仕事を終了しました。 雇用期間が限定されていたので、てっきり失業給付は待機期間なしですぐに支給になると思っていました。 私はやりたい仕事があり、派遣の前はその仕事に就いていたので、失業給付をもらいながら、じっくり本業の勉強をしながら、仕事を探そうと思っていました。 しかし、充ては大きく外れてしまいました。 離職票の発行も直接雇用の時のようにすぐではなく、しばらく経ってから届きました。 確認してみると、どうやら給与支払いの締め日の関係があるとのことでした。

さらに離職票の退職理由を見てみると、期間満了にはなっているものの、自己都合で退職したように書かれていました。 私はさっそくそれを派遣会社と、ハローワークの雇用保険係に確認しました。 派遣会社からの話は、派遣期間終了の時に自ら退職を願い出たのが理由だ、とのことでした。 雇用側からの一方的な解雇以外の場合は、全て自己都合退職扱いになるとのことでした。 雇用状態が変われば、雇用の条件も変わります。 しかも、もし直接雇用で雇用されなくて、派遣会社から新しい仕事の依頼が来るまで待つにしても、いつになるかわかりません。 さらに、新しい仕事が自分の希望に合っていない可能性もあります。

これらのことをハローワークの雇用保険係の人に相談をしました。 すると、あくまでも離職票を基準に失業給付を判断しているので、今回は仕方がないというようなことを言われました。 直接雇用の期間満了の場合は、よほどのことがない限り、失業給付は待機期間が無く、すぐに支給になります。 ハローワークの雇用保険係の人から、派遣は直接雇用ではありえないこともあるので、就職は直接雇用の所を選ぶようにと言われました。

私も最初はつなぎのつもりで派遣の仕事をしたのが、結局長々と期間満了まで居てしまったのが原因だと思っています。 そして、派遣社員は法律的にもあまり保護されてはいなく、立場が弱いというのも良く分かっていませんでした。

派遣社員は職場の中でもかなり弱い立場で、そのことが理由で社員からパワハラを受けたこともありました。 今回初めて長期で派遣社員を経験してみましたが、どこでも良ければ派遣社員は入りやすくある意味簡単に仕事を決めることができます。

しかし、派遣はあくまでも派遣なので、つなぎとしては良いですが、長期になった場合はしっかりとその先を考えなくてはなりません。また、失業給付などの雇用保険も派遣社員にとっては、不利な状況でした。今後、就職するなら派遣ではなく、直接雇用で就職をして、退職する前に失業給付のしくみや状況をしっかりと確認したいと思います。

直接雇用も派遣も勤め人として、雇用されると言う意味では同じかもしれません。 しかし、実際はもっと大きな隔たりがあるような気がしています。 特に、雇用保険制度は派遣社員には不利なことが多いので、今後就職をする場合は、これらを参考にして良く考えて就職したほうがよいと思いました。