肝心な所で失敗した販売系の面接

化粧品販売のお仕事の求人が出ていたので、就職したかったためすぐに応募をしました。それまで販売系のお仕事に興味があったわけでもありませんし、販売系のお仕事の経験があるわけでもありません。化粧品がすごく好きなわけでもありませんし、どちらかというと化粧品にこだわるタイプでもなくて、母が使っているものを借りて使うこともしばしばあるほどこだわりのないタイプです。化粧品の知識も無くて、使う人の気持ちになって接客することも困難だと思いました。ですので面接日までにできるだけ販売関係のお仕事に有利になりそうなアピールを考えようと思いました。

販売のお仕事をすでにしている知り合いに面接の傾向を聞いたり、ネットで化粧品販売スタッフのことを調べて見たり、できるだけ面接アピールについての情報収集をしました。そして面接当日を迎えました。当日は緊張して前日の睡眠不足で顔が少しやつれてしまっていました。それでも販売業の調べたことを活かして、笑顔で面接をすることを心がけました。情報収集によると販売業は接客のお仕事なので笑顔は大切と書いてあったからです。面接は個室で一人ずつだったので、一人一人部屋に呼ばれました。そして自分になったときはどくどくという心臓の音が聞こえてくるくらい緊張していました。かちこちになりながらでも笑顔は忘れないようにとニコニコすると少し口元が引きつってぴくぴくしてしまったのが分かりました。個室に入った瞬間から緊張はピークだったので、自分でもこれはやばいかもという予感はありました。

面接で初めに聞かれたのは志望理由です。志望理由はあらかじめ考えてみたものがあり、それを言いました。ですが話した後の面接官の反応はイマイチで、掴みは弱かったように思います。面接官の人の残念そうな顔に焦りいろいろ付け加えましたが、やはり付け焼刃のようなものであまり相手に伝わるような素晴らしいことは言えませんでした。緊張もあり、自分の言いたいことがうまく言えず、何度か練習用に作った志望理由を思い出しながら言ったので、半分も気持ちが伝わらなかったのじゃないかと思います。

それ以外の長所のアピールはうまくできました。化粧品販売のお仕事といえばコミュニケーション能力です。私は緊張しいではありますが、人とおしゃべりしたりすることはとても好きだったのでそれをアピールできました。「友達は多いですし、友達からよくご飯に誘われたり、遊びに出かけたりします。人と接することは昔からすごく好きで一つ一つの出会いを大切にしているので、お客さんともコミュニケーションを取りながら仲良くできると思います。」と言うとこれには手ごたえを感じました。面接官の方がにこにこしていたからです。

ですが面接官の最後の方に聞かれた質問で思わず言葉に詰まってしまいました。聞かれたのは「自社製品で現在使っている化粧品や気になる化粧品はありますか。」という質問で完全に固まりました。色々情報収集はしていましたが、販売業のアピールのことは詳しくなったけれど肝心の扱っている製品についてを全くリサーチしていなかったからです。あたふたした末にどうしても分からなかったため、「これから勉強して行こうと思います」としか答えられませんでした。やってしまったと思いましたし、実際にその面接試験は残念なことに落とされてしまいました。やはり情報収集が甘かったことが原因です。会社の業績や歴史については聞かれると困ると思って調べたのに、自社商品については全くノータッチでした。本当に詰めが甘かったと反省しました。

化粧品販売のお仕事はコミュニケーション能力や販売の能力も勿論大事ですが、それ以上に化粧品に対する思いが大事です。しっかりと自分が販売する商品に詳しくなっておいて、今回のような質問をされたときにすぐに対応できるようにしておいた方が良いと思います。