雇用保険被保険者証の再発行

私は昔から重要なものを紛失するという悪い癖があります。雇用保険被保険者証もその例に洩れず紛失してしまいました。当時、私は休職中で、面接を受けた会社からの連絡待ちという状況だったのですが、ある日、内定を頂いた時に必要なものの確認をしていたのです。そして、その確認作業の過程で雇用保険被保険者証を紛失している事に気が付きました。

この状態では、もし内定を頂いたとしても、その心象は入社直後からいきなり最悪です。私は焦る気持ちを落ち着かせ、家中を探しました。ですが、雇用保険被保険者証はいつまで経っても見つかりません。結局、家中を探しても雇用保険被保険者証は見つからず、私は探すのをあきらめました。

しかし、このまま状況で放置していいわけがありません。私はとりあえず、雇用保険被保険者証紛失時の対応をインターネットで調べることにしたのです。早速、インターネットで検索してみると、予想以上に雇用保険被保険者証を紛失された方が多い事に驚きました。そして、しばらく、情報を集めていると、ある結論に行き着いたのです。それは雇用保険被保険者証紛失時の対応は再発行のみしか選択肢がないということでした。その情報を入手後、私はハローワークに電話でその盲を伝えました。すると、担当の方が再発行に必要なもの教えてくださり、後日、指定の窓口まで手続きに来るよう指示されたのです。

ちなみに、再発行に必要なものは身分証明書と印鑑、それだけです。ですが、私は正直な話、ハローワークに行くのが億劫でした。無職という引け目に加えて、雇用保険被保険者証紛失という失態を冒してしまった事を恥じ入る気持ちがあったからです。しかし、面接を受けた会社から明日にも内定の連絡が入るかもしれませんので、一日も早く雇用保険被保険者証を再発行してもらわなくてはなりません。

葛藤の末、次の日、私は潔くハローワークに向かいました。ハローワークに入ると前日に指示された通り、指定の窓口に行きました。その窓口の名前は得喪コーナー資格取得喪失です。対応してくれたのは、30代半ばくらいの男性職員だったのですが、人当たりがよく、不快な気持は一切ありません。昨日、葛藤していた自分がバカバカしく思えるほど親身な対応でした。そして、一枚の用紙を差し出すと、必要事項を記入するよう指示をされたのです。用紙には雇用保険被保険者証再交付申請書と記載されていました。記入内容としては、氏名、生年月日、自身の住所、最後に勤めた会社の名前と住所、取得年月、被保険者番号、紛失した理由です。私は最初、一人で記入するものだと思いましたが、男性職員の方といっしょに記入するというスタイルでした。雇用保険被保険者証再交付申請書に必要事項を記入後、身分証明書の提出と職歴の確認をして、雇用保険被保険者証再交付申請は全て完了したのです。

窓口で雇用保険被保険者証の再交付願いをして、申請が終了するまで、時間にして10分から15分ぐらいでしょうか。驚く程、スピーディーでした。そして、私は再び雇用保険被保険者証を手にすることが出来たのです。ちなみに、雇用保険被保険者証再交付後、私は面接を受けた会社からの連絡を期待に胸躍らせながら待っていたのですが、結果は不採用でした。しかし、再発行してもらった雇用保険被保険者証が無駄になったわけではありません。それから、1ガ月後、私は就職が決まり、その会社に雇用保険被保険者証を提出することが出来たのですから。最後に。私はこの体験により、雇用保険被保険者証の再発行の手順や被保険者番号は一生変わらないという豆知識を得られました。ですので、結果的には良い経験になったと思います。ですが、この経験を生かす状況にならない事を切に願っている次第です。